故障かな?と思ったら
次のような症状が発生した場合の対処法については、こちらをご覧ください。
電源・表示関連
- 電源ONの状態で、カメラの操作ができない
- 画像の記録などの処理が終わるまでお待ちください。
- 操作できない状態が続くときは、電源をOFFにする操作をしてください。
- 電源がOFFにならない場合は、バッテリーを入れ直してください。
ACアダプター使用時は付け直してください。
- 記録中であったデータは保存されません。
- 保存済みのデータはバッテリーやAC アダプターの取り外しでは失われません。
- ファインダーまたは画像モニターが表示されない
- モニターモードを変更していませんか? Mボタンを押して、表示設定を切り換えてください。
- セットアップメニュー[モニターモードの限定]で表示設定を限定していませんか? 適切な表示設定に変更してください。
- アイセンサーにゴミやほこりなどが付着していると、アイセンサーが正しく反応しない場合があります。ブロアーで軽く吹き払ってください。
- ファインダー内がはっきり見えない
- ファインダー内の見え方は、視度調節ノブを回して調節できます。
- 視度調節しても被写体がはっきり見えない場合は、フォーカスモードをAF‑S、AFエリアモードをシングルポイントAFに設定します。次に、中央のフォーカスポイントを選んで、コントラストの高い被写体にオートフォーカスでピントを合わせます。その状態で被写体が最もはっきり見えるように調節してください。
- ファインダー内や表示パネル、画像モニターの表示が、すぐに消えてしまう
- カスタムメニューc3[パワーオフ時間]で、表示が消えるまでの時間を設定できます。
- 表示パネルの表示が薄い、表示が遅い
- 低温や高温のときは表示の濃度が変わったり、応答速度が遅くなることがあります。
- ファインダー内の表示が遅い
- 半押しタイマーがオフになる約20秒前からコマ落ちしたような表示になります。半押しタイマーの作動時間は、カスタムメニューc3[パワーオフ時間]>[半押しタイマー]で変更できます。
撮影関連
- 電源をONにしてから、撮影できる状態になるまでに時間がかかる
- メモリーカード内にフォルダーや画像が大量にあるときは、ファイル検索のため時間がかかる場合があります。
- シャッターがきれない
- 残量のあるメモリーカードが入っていますか?
- 撮影モードMでシャッタースピードをBulb(バルブ)またはTime(タイム)に設定し、そのまま撮影モードをSに変更した場合は、シャッタースピードを再設定してから撮影してください。
- セットアップメニュー[カードなし時レリーズ]が[レリーズ禁止]になっていませんか?
- 連続撮影できない
- HDR撮影時は、連続撮影できません。
- ピントが合わない
- マニュアルフォーカスになっていませんか? オートフォーカスで撮影するには、フォーカスモードをAF-S、AF-CまたはAF-Fに設定してください。
次のような被写体では、オートフォーカスではピントが合わせづらい場合があります。
- 画面の長辺側と平行な線の被写体
- 明暗差の少ない被写体
- フォーカスポイント内の被写体の輝度が著しく異なる場合
- イルミネーション、夜景などの点光源や、ネオンなど明るさが変化する被写体
- 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、画面にちらつきや横縞が見える場合
- クロスフィルターなど、特殊なフィルターを使用した場合
- フォーカスポイントに対して被写体が小さい場合
- 連続した繰り返しパターンの被写体(ビルの窓やブラインドなど)
- フォーカスモードがAF-Cの場合、シャッターボタンの半押しを続けている間またはAF-ONボタンを押し続けている間にフォーカスポイントが点滅し、ピント合わせができなくなることがあります。一度ボタンを放してから押し直すと、再度ピント合わせができるようになります。
- 電子音が鳴らない
- セットアップメニュー[サイレントモード]が[ON]になっていませんか?
- フォーカスモードがAF-Cの場合、ピントが合ったときの電子音は鳴りません。
- セットアップメニュー[電子音]>[ビープ音]を[無効]以外に設定すると電子音が鳴ります。
- 動画モード時は電子音は鳴りません。
- 設定できるシャッタースピードの範囲が狭い
- フラッシュ撮影時は、シャッタースピードが制限されます。フラッシュ撮影時の同調シャッタースピードは、カスタムメニューe1[フラッシュ撮影同調速度]で、1/200~ 1/60秒の範囲で設定できます。[1/250秒(オート FP)]または[1/200秒(オート FP) ]に設定して、別売のオートFPハイスピードシンクロ対応スピードライトを使用すると、1/8000までのシャッタースピードに同調可能なオートFP ハイスピードシンクロが可能です。
- シャッターボタンを半押ししても、フォーカスロックされない
- フォーカスモードをAF-Cに設定している場合、サブセレクターの中央を押してフォーカスをロックしてください。
- フォーカスポイントを選べない
- AFエリアモードが[オートエリアAF]のときは、選べません。
- フォーカスモードを変更できない
- カスタムメニューa9およびg5[フォーカスモードの制限]を[制限しない]に設定してください。
- 画像の記録に時間がかかる
- 静止画撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]が[ON]になっていませんか?
- 撮影画面に表示された明るさと、撮影した画像の明るさ(露出)が違う
- カスタムメニューd9[ビューモード設定(静止画Lv)]を[見やすさを重視]に設定すると、露出や色味の設定を変えても画像モニターの表示には反映されません。撮影モードMでスピードライトを装着している場合、d9を[撮影設定を優先]に設定していても撮影画面の明るさは[見やすさを重視]で表示されます。
- セットアップメニュー[モニターの明るさ]または[ファインダーの明るさ]で撮影画面の明るさを調整しても、撮影した画像には反映されません。
- 動画モード時に画面にちらつきや横縞が生じる
- 動画撮影メニュー[動画フリッカー低減]の設定を、カメラをお使いになる地域の電源周波数に合わせてください。
- 横帯状の明るい部分が生じる
- 撮影している周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミネーションなどの点滅する光源がある場合には、画面の一部が明るくなったり、明るい横帯が発生することがあります。
- 画像にゴミが写り込む
- レンズの前面または背面(マウント側)が汚れていませんか?
- 撮像素子の前面にゴミが付着していませんか? イメージセンサークリーニングを行ってください。
- ゴースト、フレアが目立つ
- 太陽や高輝度の照明などの明るい光源が含まれるなどのシーンを撮影したときに、画像上にゴーストやフレアが目立つ場合があります。レンズにフードを付ける、あるいは光源を画角から大きく外すことで目立ちにくくなります。また、レンズからフィルターを外す、シャッタースピードを変更するなどを試していただくと目立ちにくくなることがあります。
- ボケ像が欠けて写る
- 高速のシャッタースピードや大口径レンズを使用した撮影では、ボケ像が欠けて写ることがあります。ボケ像の欠けが気になるときは、シャッタースピードを遅くしたり、絞り値を大きくしたりすると目立たなくなります。
- 撮影が開始されなかったり、自動的に終了する
次のような場合は、高温によるカメラへの損傷を抑えるために、自動的に終了することがあります。
- 撮影時の気温が高い場合
- 動画撮影を長時間行った場合
- 連続撮影を行った直後など
- カメラが熱くなって撮影できない場合は、カメラ内部の温度が下がるまで電源をOFFにしてください。このとき、カメラボディー表面が熱くなることがありますが故障ではありません。
- 撮影画面にノイズ(ざらつき、むら、すじ、輝点)が発生する
- ISO感度やシャッタースピード、アクティブD-ライティングなどのカメラの設定を変更してください。
- 長時間露出撮影や、カメラが高温になるような環境で撮影をする場合、ISO感度を高く設定しているとノイズが強調されることがあります。
- 長時間カメラを使用すると、カメラ内部の温度が上昇することがあるため、ざらつき、むら、輝点が発生する場合があります。撮影時以外は、電源をOFFにしてください。
- 撮影時、Xボタンで表示を拡大すると、ざらつき、むら、すじや色の変化が発生しやすくなります。
- 撮影した画像に発生するノイズは、撮影画面で表示されたノイズと見え方が異なることがあります。
- 撮像素子のチェックと最適化を行うと改善されることがあります。セットアップメニュー[ピクセルマッピング]を実行してください。
- ホワイトバランスのプリセットマニュアルのデータが取得できない
- 被写体が明るすぎるか、暗すぎます。
- ホワイトバランスのプリセットマニュアルのデータとして設定できない画像がある
- この機種以外のカメラで撮影した画像は、プリセットマニュアルデータとして設定することはできません。
- ホワイトバランス(WB)ブラケティング撮影ができない
- RAWを含む画質モードの場合、ホワイトバランスブラケティング撮影はできません。
- ホワイトバランスブラケティングと多重露出またはHDR合成による撮影を同時に行うことはできません。
- [ピクチャーコントロール]の効果が安定しない
- [ピクチャーコントロール]、[カスタムピクチャーコントロール]が[オート]に設定されているか、それぞれの調整画面で[クイックシャープ]、[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]のいずれかが[A](オート)に設定されています。ピクチャーコントロールの効果を一定にするには、これらの項目を[A](オート)以外に設定してください。
- 測光モードが変更できない
- AEロック中は、測光モードを変更できません。
- 露出補正ができない
- 撮影モードがMの場合、露出補正を行っても、露出インジケーターの表示が変わるだけで、シャッタースピードと絞り値は変化しません。
- 長時間露出撮影時に色むらが発生する
- シャッタースピードをBulb(バルブ)またはTime(タイム)にした場合など、長時間露出で撮影すると、画像に色むらが発生することがあります。この現象は、静止画撮影メニュー[長秒時ノイズ低減]を[ON]に設定することで低減できます。
- AF補助光ランプが光らない
- カスタムメニューa12[内蔵AF補助光の照射設定]が[OFF]になっていませんか?
- 動画モード時はAF補助光は照射しません。
- フォーカスモードがAF-CおよびMFの場合、AF補助光は照射しません。
- 動画に音声が録音されない
- 動画撮影メニュー[マイク感度]が[録音しない]になっていませんか?
- 動画撮影メニュー[マイク感度]>[マニュアル]で、低い感度に設定されていませんか?
再生関連
- RAW画像が表示されない
- [画質モード]を[RAW+FINEm]、[RAW+FINE]、[RAW+NORMALm]、[RAW+NORMAL]、[RAW+BASICm]、[RAW+BASIC]にして撮影した画像は、JPEG画像またはHEIF画像しか再生されません。
- 他のカメラで撮影した画像が表示されない
- この機種以外のカメラで撮影した画像は、正常に表示されないことがあります。
- 全ての画像が表示されない
- 再生メニュー[再生フォルダー設定]を[全てのフォルダー]にしてください。
- 画像の縦位置・横位置が正しく表示されない
- 再生メニュー[縦横位置情報の記録]が[OFF]になっていませんか?
- 再生メニュー[画像の自動回転]が[OFF]になっていませんか?
- 撮影直後の画像確認では自動回転はしません。
- カメラを上向き・下向きにして撮影すると、縦横位置情報が正しく得られない場合があります。
- HLG(HEIF形式)で撮影した画像が正しく表示されない
[階調モード]を[HLG]にして撮影した画像を外部機器に出力したりパソコンに保存したりして表示すると、正常に表示されない場合があります。HLG対応の外部機器やパソコンを使用してください。パソコンで再生する場合、詳しくは下記URLをご覧ください。
https://onlinemanual.nikonimglib.com/notice/hlg_setting_guide/ja/
- 画像が削除できない
- 画像にプロテクトが設定されていませんか?
- 画像が編集できない
- このカメラでは編集できない画像です。
- メモリーカードの残量は充分にありますか?
- 画像を記録したのに[撮影画像がありません。]と表示される
- 再生メニュー[再生フォルダー設定]を[全てのフォルダー]にしてください。
- RAW画像をプリントできない
- 再生時のiメニュー[画像編集]>[RAW現像(表示画像)]または[RAW現像(複数画像)]などでRAW画像からJPEG画像またはHEIF画像を作成してからプリントしてください。
- RAW 画像はパソコンに転送してから、NX Studioなどのソフトウェアを使ってプリントしてください。
- 画像がHDMI対応機器で再生できない
- HDMIケーブルが正しく接続されているか確認してください。
- 画像がHDMI対応機器で正しく表示されない
- HDMIケーブルが正しく接続されているか確認してください。
- [階調モード]を[HLG]にして撮影した静止画は、HLG非対応の外部機器では正しく表示されません。
- 動画再生時に動画撮影メニュー[外部記録制御(HDMI)]が[ON]になっていると、正しく表示されないことがあります。
- セットアップメニュー[カメラの初期化]を実行すると正しく表示されることがあります。
- NX Studioでイメージダストオフ機能が動作しない
次の場合は、イメージセンサークリーニングにより、撮像素子前面のゴミの位置が変わってしまうため、イメージダストオフ機能を使用できません。
- イメージセンサークリーニングを実行する前に撮影した画像に対して、クリーニング後に取得したイメージダストオフデータを使ってゴミの写り込みを取り除こうとしたとき
- イメージセンサークリーニングを実行する前に取得したイメージダストオフデータを使って、クリーニング後に撮影した画像に対してゴミの写り込みを取り除こうとしたとき
- [ピクチャーコントロール]、[ピクチャーコントロール(HLG)]、[アクティブD-ライティング]、[ヴィネットコントロール]などの効果がパソコンで確認できない
- RAW画像で記録した場合、当社製ソフトウェア以外では機能しません。RAW画像の現像はNX Studioをお使いください。
- 画像をパソコンに転送できない
- お使いのパソコンのOSによっては、カメラをパソコンに接続して画像を転送できないことがあります。カードリーダーなどの機器を使って、メモリーカードの画像をパソコンに保存してください。
Wi-Fi(無線LAN)およびBluetooth関連
- スマートフォンにカメラのSSID(ネットワーク名)が表示されない
- ネットワークメニューの[機内モード]が[OFF]になっていること、および[スマートフォンと接続]>[ペアリング(Bluetooth)]>[Bluetooth通信機能]が[ON]になっていることを確認してください。
- ネットワークメニュー[スマートフォンと接続]>[Wi-Fi接続]が有効になっていることを確認してください。
- スマートフォンの無線機能をOFFにしてからONにし直してください。
- プリンターなどの無線通信機器と接続できない
- このカメラは、スマートフォンやパソコン以外の機器とは無線接続できません。
- 画像がスマートフォンに自動送信できない
- SnapBridgeアプリのタブで[自動連携]>[連携モード]を[フォアグラウンド]に設定している場合、SnapBridgeアプリを起動していても他の画面が表示されている状態(バックグラウンドで起動中)は自動転送されません。SnapBridgeアプリの画面がスマートフォンに表示されている状態(SnapBridgeアプリがフォアグラウンドで起動中)で使用してください。
- カメラとスマートフォンがペアリングされていることを確認してください。
- カメラとスマートフォンがBluetooth通信可能な状態か確認してください。
- SnapBridgeアプリで画像の転送サイズを8Mピクセルに設定している場合、カメラで動画を再生しているときや画像を編集しているときなど、カメラの状態によっては画像の転送が中断されることがあります。カメラの動作を止めてから、再度転送を行ってください。
- 位置情報がスマートフォンから取得できない
- お使いのスマートフォンのOSおよびSnapBridgeアプリのバージョンによっては、位置情報の取得や表示ができない場合があります。
- SnapBridgeアプリのタブで[自動連携]>[連携モード]を[フォアグラウンド]に設定している場合、位置情報はカメラに送られません。位置情報は、カメラから静止画が転送された後に、スマートフォン側で静止画に記録されます。
その他
- 撮影日時が正しく表示されない
- カメラの内蔵時計は合っていますか? カメラの内蔵時計は腕時計などの一般的な時計ほど精度は高くないため、定期的に日時設定を行うことをおすすめします。
- 表示されているメニュー項目が選べない
- 一部のメニュー項目は、カメラの設定状況によって選べない場合があります。
- カメラのUSB端子に他の機器を有線接続しても通信できない
ネットワークメニュー[USB通信専用端子の設定]の設定は正しいですか?
- USBケーブルでパソコンまたはAndroid端末と接続する場合:[MTP/PTP]
- 市販のiPhone用USB-C to LightningケーブルでiPhoneと接続してNX MobileAirアプリを使用する場合:[iPhone]
- 市販のUSB-LAN変換アダプターを使用してイーサネットケーブルでパソコンまたは他のカメラと接続する場合:[USB-LAN]
- USBケーブルはカメラのUSB通信専用端子に接続してください。