オートキャプチャー撮影機能の変更と追加
静止画撮影メニューと動画撮影メニューの[
カメラでのマニュアルフォーカス設定に対応
マニュアルフォーカスで撮影する場合、ファームウェアバージョンC:4.xx ではレンズのフォーカスモード切り換えスイッチを[M]に設定する必要がありましたが、C:5.00からはカメラでフォーカスモードをマニュアルフォーカスに設定するだけで撮影できるようになりました。
- マニュアルフォーカス時に[キャプチャー条件]で[距離]をオフにしている場合、被写体を判別するエリアの有効/無効を[有効エリアの設定]で切り換えられるようになりました。
撮像範囲DXに対応
ファームウェアバージョンC:4.xxではオートキャプチャー撮影時の撮像範囲はFXに固定されましたが、C:5.00からは撮像範囲DXにも対応しました。
- 静止画モードの場合、撮像範囲を[1:1(24×24)]または[16:9(36×20)]に設定しているときはオートキャプチャー撮影は使用できません。
レリーズモード[C15]および[C60]に対応
- ファームウェアバージョンC:5.00で追加された[C15]も使用できます。
- ファームウェアバージョンC:4.xxでは[C60]を選ぶと[C120]に変更されましたが、C:5.00からは[C60]にも対応しました。
設定画面の表示と項目名の変更
一部の設定画面の表示と項目名が変更されました。
モーション設定画面
- [Speed]が[最小速度]に変更されました。
- [Subject Size]が[最小サイズ]に変更されました。
被写体検出設定画面
[Subject Size]が[最小サイズ]に変更されました。
距離設定画面
- [Near]が[最小距離]に変更されました。
- [Far]が[最大距離]に変更されました。
[詳細条件:距離]で設定できる範囲が拡大
ファームウェアバージョンC:4.xxでは、カメラが被写体を認識する範囲として設定できる値は焦点距離によって異なりました。C:5.00からは焦点距離にかかわらず、0.1~999mの範囲を設定できるようになりました。
- メインコマンドダイヤルを回すと[最小距離]の値を、サブコマンドダイヤルを回すと[最大距離]の値を調整できます。
[最小距離]と[最大距離]は、数字が白で表示される値の範囲内に設定することをおすすめします。黄色で表示されている値に設定すると、被写体までの距離を認識する精度が下がることがあります。
被写体検出対象に飛行機が追加
[詳細条件:被写体検出]で被写体検出を行う場合の対象として、飛行機が追加されました。
[開始日時指定]の追加
設定確認画面でg(Fn4)ボタンを押すと、オートキャプチャー撮影を開始する日時を設定できるようになりました。設定した日時に、設定した時間分だけオートキャプチャー撮影を実行します。
項目 | 内容 |
---|---|
[開始日時指定] | [する]を選ぶと、設定した日時に、設定した時間の長さで撮影を行います。 |
[開始日時] | 撮影を開始する日、時間、分を指定できます。 |
[実行時間] | オートキャプチャー撮影する時間の長さを[指定しない]、[1時間]、[2時間]、[3時間]から設定できます。[指定しない]を選ぶと、手動でオートキャプチャー撮影を終了するまでオートキャプチャー撮影を行います。 |
オートキャプチャー撮影実行時に黄色の枠が表示
オートキャプチャー撮影を開始し、設定した条件を満たす被写体をカメラが認識していない間は、撮影画面の周囲に黄色の枠が表示されます。オートキャプチャー撮影の撮影待機中であることが判別しやすくなります。
- カメラが被写体を認識して撮影を行っている間は、撮影画面の周囲に赤い枠が表示されます。