動画撮影時のご注意とヒント
動画撮影時には次のことにご注意ください。
- 1回の動画撮影の最長記録時間は125分です。
- 32GB以下のカードを使用する場合、動画は最大8個のファイルに分割されて記録されることがあります。分割された各ファイルのファイルサイズは最大で4GBです。1回の撮影で作成されるファイルの数と1ファイルあたりの記録時間は[画像サイズ/フレームレート]の設定によって異なります。
- 32GB以下のカードを使用している場合に、動画撮影メニュー[動画記録ファイル形式]で[ProRes 422 HQ 10-bit (MOV)]を選んでいるときは、動画のファイルサイズが4GBに達すると記録が自動的に終了します。ファイルの分割は行われません。
- 使用しているメモリーカードの書き込み速度によっては、最長記録時間に満たないで記録が自動的に終了する場合があります。
- 32GB以下のXQDカードを使用している場合、動画撮影メニュー[動画記録ファイル形式]で[N-RAW 12-bit(NEV)]または[ProRes RAW HQ 12-bit(MOV)]を選んでいると、動画記録できません。
- 0(動画記録禁止)マーク(00(動画記録禁止)マークについて)が表示されているときは、動画記録できません。
- 動画撮影時は測光モードを[スポット測光]に設定できません。
- 動画撮影時は、別売のスピードライト(0別売スピードライトをカメラに装着して撮影する(一灯撮影))は発光しません。
動画撮影時に絞り値、シャッタースピード、ISO感度を設定できるかどうかは、撮影モードによって異なります。
撮影モード | 絞り値 | シャッタースピード | ISO感度2 |
---|---|---|---|
P、 S1 | — | — | —3 |
A | 4 | — | —3 |
M | 4 | 4 | 44 |
撮影モードがSの場合は、Pに設定したときと同じ露出制御になります。
動画撮影メニュー[電子手ブレ補正]を[ON]に設定すると、動画のISO感度の上限は25600に制限されます。
動画撮影メニュー[ISO感度設定]>[制御上限感度]でISO感度の上限を設定できます。
動画撮影メニュー[ISO感度設定]>[Mモード時の感度自動制御]を[ON]に設定した場合、[制御上限感度]でISO感度の上限を設定できます。
動画記録中にUボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、ホワイトバランスの設定を変更できます。
撮影モードMで動画撮影する場合、シャッタースピードを1/25~1/32000秒の範囲で設定できます(動画のフレームレートによって、低速側の制限が異なります)。
カスタムメニューg2[カスタムボタンの機能]>[シャッターボタン]を[動画撮影]に設定すると、別売のワイヤレスリモートコントローラーやリモートコードのシャッターボタンを半押ししてピント合わせを行ったり、全押しして動画記録の開始と終了を行えます。
市販の3.5mmミニプラグマイクを外部マイク入力端子に接続すると、外部マイクを使用して動画撮影することができます。
- 使用する外部マイクに電源を供給するかどうかを動画撮影メニュー[マイク端子のプラグインパワー]で設定できます(0マイク端子のプラグインパワー)。