g(h/Q)ボタンの使い方
撮影時にg(h/Q)ボタンを使うと、記録する画像の仕上がり(ピクチャーコントロール)を、撮影シーンや好みに合わせて選べます。
ピクチャーコントロールの設定方法
g(h/Q)ボタンを押すとピクチャーコントロールの設定画面が表示されます。マルチセレクターの42で項目を選び、Jボタンで決定します。
項目 |
内容 |
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---|---|---|
n |
[ ] |
[ ]をもとに、色合いや階調をカメラが自動的に調整します。 |
Q |
[ ] |
鮮やかでバランスの取れた標準的な画像になります。ほとんどの撮影状況に適しています。 |
R |
[ ] |
素材性を重視した自然な画像になります。撮影した画像を調整、加工する場合に適しています。 |
S |
[ ] |
メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります。青、赤、緑など、原色を強調したいときに適しています。 |
T |
[ ] |
白黒やセピアなど、単色の濃淡で表現した画像になります。 |
o |
[ ] |
人物の肌がなめらかで自然な画像になります。 |
p |
[ ] |
自然の風景や街並みが色鮮やかな画像になります。 |
q |
[ ] |
シャドー部からハイライト部まで幅広く情報を保持した画像になります。撮影した画像を積極的に調整、加工する場合に適しています。 |
l01~l20 |
Creative Picture Control (クリエイティブピクチャーコントロール) |
色合いや階調、彩度などを細やかに作りこんだ多彩な効果により、さまざまな雰囲気を表現して撮影できます。[ ]や[ ]など、全部で20種類があります。 |
ピクチャーコントロールの微調整
ピクチャーコントロールを選んで3を押すと調整項目の設定を変更できます。
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13で調整する項目を選びます。42を押すと1ステップ刻みで、サブコマンドダイヤルを回すと0.25ステップ刻みで値を調整します。
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調整できる項目は、選んだピクチャーコントロールによって異なります。
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O(Q)ボタンを押すと初期設定の内容に戻ります。
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Jボタンを押すと調整値を決定します。
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ピクチャーコントロールを微調整すると、ピクチャーコントロールのアイコンにアスタリスク(U)が表示されます。
ピクチャーコントロールの調整項目
項目 |
内容 |
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---|---|---|
[ ] |
Creative Picture Controlの効果をどれだけ適用するかを調整します。 |
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[ ] |
[ ]を調整すると、画像のシャープさを調整する[ ]、[ ]、[ ]の各項目をバランスよく調整します。各項目を個別に調整することも可能です。 |
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[ ] |
画像の精緻な部分や、被写体の輪郭部分のシャープさを調整します。 |
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[ ] |
[輪郭強調]と[明瞭度]の中間の細かさの模様や線に対してシャープさを調整します。 |
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[ ] |
画像の階調や明るさを維持しながら、画像全体や太めの線のシャープさを調整します。 |
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[ ] |
画像のコントラストを調整できます。 |
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[ ] |
白とびや黒つぶれを抑えながら画像の明るさを調整します。 |
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[ ] |
画像の彩度(色の鮮やかさ)を調整できます。 |
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[ ] |
画像の色合いを調整できます。 |
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[ ] |
白黒写真用カラーフィルターを使って撮影したときのような効果が得られます。 |
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[ ] |
印画紙を調色したときのように、画像全体の色調を調整できます。調色の項目([2を押すと、さらに色の濃淡を選べます。 ]以外)を選んで |
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[ ] |
適用するCreative Picture Controlの色の濃さを調整できます。 |
ピクチャーコントロール調整中に各項目に表示されるjマークは、前回調整した値を示しています。
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[
](オート)がある項目では、[ ]を選ぶと自動で調整されます。
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同じような状況で撮影しても、被写体の位置や大きさ、露出によって、仕上がり具合は変化します。
[
]には、次のような効果があります。
項目 |
内容 |
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[※) ](黄 |
コントラストを強調する効果があり、風景撮影で空の明るさを抑えたい場合などに使います。[ ]→[ ]→[ ]の順にコントラストが強くなります。 |
[※) ](オレンジ |
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[※) ](赤 |
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[※) ](緑 |
肌の色や唇などを落ち着いた感じに仕上げます。ポートレート撮影などに使います。 |
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市販の白黒写真用カラーフィルターの色です。
各項目の調整レベルを[
]~[ ]から選べます。再生時にg(h/Q)ボタンを使うと、画像にプロテクト(保護)を設定できます。画像を誤って削除することを防ぎます。
ヘルプがある場合にg(h/Q)ボタンを押すと、その項目のヘルプ(説明)を表示します( d(ヘルプあり表示) )。