シャッターをきるときの動作を設定する(レリーズモード)
1コマ撮影や連続撮影、静音撮影など、レリーズモードを変更する
レリーズモードダイヤルロックボタンを押しながら、レリーズモードダイヤルを回すと、シャッターをきる(レリーズする)ときの動作を設定できます。
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レリーズモードのアイコンをレリーズモードダイヤル指標に合わせてください。
モード |
内容 |
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S |
1コマ撮影 |
シャッターボタンを全押しするたびに1コマずつ撮影します。 |
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低速連続撮影 |
シャッターボタンを全押ししている間、設定した速度で連続撮影します。
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Ch
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高速連続撮影 |
シャッターボタンを全押ししている間、設定した速度で連続撮影します。動きのある被写体などに使用すると便利です。
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Q |
静音撮影 |
シャッターボタンを全押ししている間はミラーダウンしません。ミラーダウンのタイミングを遅らせることができ、ミラーダウンする音も1コマ撮影と比べて静かなため、1コマ撮影時より静かに撮影したい場合に適しています。
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E |
セルフタイマー撮影 |
セルフタイマー撮影ができます( セルフタイマーを使って撮影する(E) )。 |
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ミラーアップ撮影 |
カメラ本体のミラーアップを行い、撮影時にミラーアップの振動によるブレを防ぐことができます( ミラーアップして撮影する( Mup) )。超望遠撮影時や接写撮影時に効果的です。 |
S |
クイック設定ポジション |
Sボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回してレリーズモードを変更できます( レリーズモードのクイック設定 )。 |
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Cl、Ch、またはQの静音連続撮影時の連続撮影速度は、カスタムメニューd1[ ]でも設定できます。
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Chで連続撮影速度を14コマ/秒~11コマ/秒に設定していても、静止画撮影メニュー[ ]を[ ]に設定してライブビュー撮影している場合は、約10.5コマ/秒になります。
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連続撮影速度は、AFモードがAF-C、露出モードがSまたはM、1/250秒以上の高速シャッタースピード、その他が初期設定のときの値です。次の場合などは連続撮影速度が遅くなることがあります。
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シャッタースピードが低速の場合
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静止画撮影メニュー[
]の[ ]を[ ]にして、感度が自動制御されているとき -
静止画撮影メニュー[
]の[ ]が[ ]のときに、フリッカーが検出されている場合 -
レンズの絞りを著しく絞り込んだ場合
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VRレンズ使用時にVR(手ブレ補正)機能をONにした場合
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バッテリーの残量が少ないとき
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一部のレンズを使用したとき
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非CPUレンズ装着時およびカスタムメニューf6[
]の[ ]を[ ]に設定した場合
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メモリーカードの性能や撮影条件によっては、数十秒から1分間程度メモリーカードアクセスランプが点灯します。メモリーカードアクセスランプの点灯中にカメラからメモリーカードを取り出さないでください。データが消失するだけでなく、カメラとメモリーカードに不具合が生じるおそれがあります。
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メモリーカードアクセスランプ点灯中に電源をOFFにすると、撮影された全ての画像がメモリーカードに記録されてから電源が切れます。
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連続撮影時にバッテリーの残量がなくなった場合は、撮影は行わず、撮影済みの画像データがメモリーカードに記録されて終了します。
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シャッターボタンを半押しすると、連続撮影可能コマ数が記録可能コマ数表示部に表示されます。
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ただし、「t00」と表示されたとき、連続撮影速度が低下します。
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表示される連続撮影可能コマ数は、おおよその目安です。カメラの設定や撮影条件によってコマ数が増減することがあります。
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電源をONにした直後は、連続撮影可能コマ数が一時的に少なく表示されることがあります。
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ライブビュー撮影時は、画像モニターで連続撮影可能コマ数を確認できます。
レリーズモードのクイック設定
レリーズモードダイヤルをSに合わせると、Sボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、レリーズモードを変更できます。
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Sボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回すと、それぞれのレリーズモードの設定を変更できます。
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レリーズモードと設定の内容は、背面表示パネルに表示されます。
セルフタイマーを使って撮影する(E)
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レリーズモードダイヤルをE(セルフタイマー撮影)に合わせる
レリーズモードダイヤルロックボタンを押しながら、Eに合わせます。
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構図を決め、ピントを合わせる
AFモードがAF-Sでピントが合っていないときなど、カメラのシャッターがきれない状態ではセルフタイマーは作動しません。
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セルフタイマー撮影を開始する
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シャッターボタンを全押しすると、セルフタイマーランプが約8秒間点滅後、約2秒間点灯して合計で約10秒後にシャッターがきれます。
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レリーズモードダイヤルを他のモードに切り換えると、セルフタイマーは解除されます。
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セルフタイマーの作動時間、撮影コマ数、撮影間隔はカスタムメニューc3[
]で設定できます。
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Sボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すと、セルフタイマーの作動時間を20秒、10秒、5秒、2秒から設定できます。設定の内容は背面表示パネルで確認できます。
ミラーアップして撮影する(
Mup)
ミラーアップ撮影すると、撮影時にミラーアップの振動によるブレを防ぐことができます。
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レリーズモードダイヤルロックボタンを押しながら、レリーズモードダイヤルを
Mup(ミラーアップ撮影)に合わせます。 -
シャッターボタンを半押ししてピントと露出を合わせた後、全押しするとミラーアップします。ミラーアップ時は上面表示パネルと背面表示パネルに「Z」が表示されます。
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もう一度シャッターボタンを全押しすると撮影できます。
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ファインダーで構図を確認できません。
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オートフォーカスと測光は使えません。
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三脚の利用をおすすめします。
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ブレを防ぐため、シャッターボタンは静かに押してください。
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撮影が終了すると、ミラーダウンします。
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ミラーアップ開始後約30秒経過すると、自動的にシャッターがきれます。
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ライブビュー撮影時は、シャッターボタンを一度全押しするだけで撮影できます。