カスタムメニューg9として[パワー/ハイレゾズーム連携]が追加
カスタムメニューg9として[
- 本機能に対応したパワーズームレンズを装着し、ハイレゾズームが使用できる状態の場合に有効になります。
パワーズームとハイレゾズームを連携させたズーミングは、次の操作で行えます。
- パワーズームレンズのズームリングを回す、またはズームレバーをスライドさせる
- カメラのマルチセレクターの42を押す
- カスタムメニューg2[カスタムボタンの機能]で[パワーズーム(望遠側)]および[パワーズーム(広角側)]を割り当てたボタンを押す
- カスタムメニューg2[カスタムボタンの機能]で[ハイレゾズーム(望遠側)]および[ハイレゾズーム(広角側)]を割り当てたボタンを押す
- カスタムメニューg8[パワーズームの操作設定(PZレンズ)]>[x/wボタンの使用]を[ON]に設定して、X ボタンおよびW(Q)ボタンを押す
項目 | 内容 |
---|---|
[しない] | パワーズームとハイレゾズームをそれぞれ個別の操作で行います。 |
[する(エクステンド式)] | レンズの光学ズームが可能な範囲ではパワーズームでズーミングを行い、光学ズームの倍率を超えた範囲ではハイレゾズームでズーミングを行います。 |
[する(シンクロ式)] | 光学ズームとハイレゾズームを同時に行います。 |
パワー/ハイレゾズーム連携の方式について
[する(エクステンド式)]または[する(シンクロ式)]を選ぶと、撮影画面にパワー/ハイレゾズーム連携を表すアイコンと現在の焦点距離が表示されます。ズーミングの操作を行うと、ズーム位置を表すバーが表示されます。
エクステンド式
- ズーム位置を表すバーの上部に光学ズームとハイレゾズームの範囲の境界を表すGが表示されます。光学ズームとハイレゾズームが切り替わるタイミングで、ズーミングの動作が遅れることがあります。
- 光学ズームを行う範囲ではPZ、ハイレゾズームを行う範囲ではHRにfが表示されます。
- ハイレゾズームの範囲では、焦点距離にUが表示されます。
- カスタムメニューf2[カスタムボタンの機能(撮影)]またはg2[カスタムボタンの機能]で[パワーズーム位置の登録/呼び出し]を割り当てていても、ハイレゾズームを行っている範囲内でボタンを押した場合はズーム位置の移動は行いません。
シンクロ式
- 光学ズームとハイレゾズームをシンクロして行うため、途中で動作が途切れることなく滑らかにズーミングを行えます。
- 焦点距離には常にUが表示されます。
- カスタムメニューf2[カスタムボタンの機能(撮影)]またはg2[カスタムボタンの機能]で[パワーズーム位置の登録/呼び出し]を割り当てていても、ズーム位置の移動は行いません。
- パワー/ハイレゾズーム連携時にカスタムメニューg2[カスタムボタンの機能]で[レンズのコントロールリング]に[ハイレゾズーム]を割り当てても、レンズのコントロールリングでズーミングを行えません。
パワー/ハイレゾズーム連携時のズーム速度は、カスタムメニューg8[パワーズームの操作設定(PZレンズ)]>[パワーズーム速度(ボタン操作)]および[パワーズーム速度(レバー操作)]で設定できます。
- カスタムメニューg7[ハイレゾズーム速度]の設定は無効になります。
- 装着するレンズによっては、ズーム速度の設定が無効になることがあります。
- カスタムメニューg9[パワー/ハイレゾズーム連携]で[する(シンクロ式)]を選んだときにパワーズームが動作することがありますが故障ではありません。
本機能はNIKKOR Z 28-135mm f/4 PZを装着時に使用可能です。