FVロックして調光量を固定する
調光量を固定(FVロック)することにより、被写体に調光量を合わせたまま構図を変えたり、同じ調光量を維持したまま撮影できます。被写体が画面の中央にない場合など、自由な構図で適切な調光量のフラッシュ撮影が可能です。
FVロック中にカメラのISO感度や絞り値を変更しても、フラッシュの発光量が補正されることによりFVロックは維持されます。
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カスタムメニューf1[カスタムボタンの機能]で任意のボタンに[FV-L]を割り当てる
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静止画撮影メニュー[フラッシュ発光]の[発光モード(内蔵)]を[TTL調光]に設定する
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内蔵フラッシュを上げる
- 撮影モードP、 S、 A、 M、または0でM(Y)ボタンを押すと、内蔵フラッシュが上がり、フラッシュの充電が開始されます。
- 撮影モードi、 k、 p、 n、 o、 s、 w、 f、 d、 e、 'では、シャッターボタンを半押しすると、撮影状況に応じて内蔵フラッシュが自動的に上がります。
M(Y)ボタン
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被写体にピントを合わせる
発光量を合わせたい被写体を画面の中央でとらえ、シャッターボタンを半押しして被写体にピントを合わせます。
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モニター発光を行う
c(レディーライト)が点灯していることを確認し、[FV-L]を割り当てたボタンを押すと、フラッシュがモニター発光を行い、調光量を計算します。
FVロックが行われ、ファインダー内表示にFVロックマーク(e)が表示されます。
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構図を変更する
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シャッターボタンを全押しして撮影する
FVロック中は、被写体の露出を一定にしたまま複数のコマを撮影できます。必要に応じて手順5~6を繰り返してください。
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FVロックを解除する
もう一度[FV-L]を割り当てたボタンを押すと、FVロックが解除され、ファインダー内表示のFVロックマーク(e)が消灯します。
内蔵フラッシュのFVロック時の測光エリアについて
- 内蔵フラッシュだけを発光させてフラッシュ撮影を行う場合、FVロック時の測光エリアは画面中央φ4mm相当です。
- 内蔵フラッシュを主灯(マスターフラッシュ)として使用する場合、FVロック時は画面全体を測光します。